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少し日当たりの良い林縁で咲く、黄色花 [花(春)]

昨日(4/19)は、良いお天気に恵まれました。この晴天で雲ひとつない朝を迎えたことから、朝は少し冷えました。しかし、日中は暖かさを感じられる気温に。今日は予報では暑さも感じられるほどの気温で夏日超えの気温が良そうされているようです。
そうそう、今日は、二十四節気のひとつ「穀雨」ですね。穀雨は、この頃の春雨は田畑を潤し、穀物の成長を助けるところからこう呼ばれるとのことです。暖かくとも当たり前の時期に突入ということですね。

またまた、そんなお天気に誘われて植物園をウロウロと、林縁の少し日当たりがよい場所で黄色の目立つ山野草の花を見かけました。でも、ここで気になったのが、山野草の定義です。山野草とは「全体として小柄で花が派手ではないが美しく、園芸植物や観葉植物などの商品化した植物とは似ていないものを指すことが多い。」とされています。
でも、ま~いいかということで山野草として2点の登場です。
実は黄色は好きな色なのです。

◇ウマノアシガタ(馬の足形)キンポウゲ科
日本では北海道~南西諸島まで、日本国外では朝鮮、中国、台湾に広く分布する多年草で、日当たりの良い山野に生えます。草丈30-60cmで茎と葉裏には白い長毛があります。
枝分かれをした花茎の先に1つずつ黄色い花をつける、花弁は5枚で横に開き、光沢があります。花の真ん中には雄しべと雌しべがたくさんあります。八重咲きのものは雄しべや雌しべが花弁に変化したものです。
和名は花の形を馬の蹄につける馬沓(うまぐつ)にたとえたものとのこと。
馬沓は、馬の足につけるわらじです。雪道を歩くときの滑り止めとして使ったり、砂利道などの悪路を歩くとき、馬の蹄を保護するために使ったりしました。ちなみに、蹄鉄(ていてつ)は、主に馬の蹄(ひづめ)を保護するために装着される、U字型の保護具となります。
ウマノアシガタ-1(20220418).jpg ウマノアシガタ-3(20220418).jpg ウマノアシガタ-4(20220418).jpg ウマノアシガタ-6(20220418).jpg ウマノアシガタ-7(20220418).jpg


◇クサノオウ(瘡の王・草の王)ケシ科
日本では、北海道~九州の日当たりのよい道ばたや草地、林縁などに生えます。高さ30~80cm。全体に縮れた毛が多いので、白っぽく見えます。
花は鮮黄色で直径約2cm。多数の雄しべの間に体をくねらせた青虫のような雌しべがあります。
クサノオウの名前の由来は、皮膚病の「くさ(湿疹)」を治す薬効があるために、「くさ(瘡)の王(おう)」と呼ばれるようになったということです。
クサノオウ-1(20220418).jpg クサノオウ-3(20220418).jpg クサノオウ-4(20220418).jpg クサノオウ-5(20220418).jpg クサノオウ-6(20220418).jpg


二つとも、植物全体が毛で覆われていますが、この毛はどんな役目をするのかな?


★おまけのネタ
その生きる力に驚きます。
わが家で昨年に挿し木にしたオリーブの枝。その枝が根付き、花を咲かせようとしているではありませんか。
すごい、すごいですよね。
挿し木のオリーブ-1(20220419).jpg 挿し木のオリーブ-2(20220419).jpg


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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20日(水) 仏滅 [旧暦三月二十日]

【穀雨】
二十四節気のひとつ。
この頃の春雨は田畑を潤し、穀物の成長を助けるところからこう呼ばれる。
天文学的には太陽が黄経30度の点を通過する日。清明の15日ほど後。

【青年海外協力隊の日】
1965年(昭和40年)に青年海外協力隊(JOCV)が発足した。
青年海外協力隊では、アジア・アフリカ・中南米を中心とする発展途上国の国づくりを支援するために、
満20歳から69歳までの人たちがボランティアとして活躍している。
(46歳以上は「海外協力隊」と呼ばれる。)

【郵政記念日】
1871年(明治4年)のこの日、それまでの飛脚制度にかわり、郵便制度が実施されたのを記念して1934年(昭和9年)に制定された。
この日から一週間を「郵便週間」として、郵便業務のPR活動が行われる。
また、郵便制度発足とともに「書状賃銭切手」と称する切手が発行されたのを記念して、同じくこの日から一週間は「切手趣味週間」となっている。

【女子大の日】
1901年(明治34年)に日本初の女子大学である日本女子大学校(現在の日本女子大学)が成瀬仁蔵校長により創設された。
家政学部・国文学部・英文学部・英文予備科が設けられた。
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