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イチリンソウとフタリシズカ [花(春)]

昨日(4/18)は、雲の多い一日となりました。もしかしたら、気温としたらこの時期らしい気温だったかも知れませんね。植物園も桜の花がほぼ終わり、入園者数も落ち着いてきました。
そんな昨日は、もう石油ファンヒーターは使わないだろうと、娘の分と私の分を片づけでした。ファンヒーターは本体に残った灯油を抜くのが面倒です。本体の中に灯油が残るのでそれをスポイトでチュウチュウと吸い出します。こうしないと、タンクの灯油を全部抜いても本体にかなりの量がの残るので。

さて、植物園生態園コーナーの木陰では、春の花たちが次々に咲き、散っていきます。今日、登場のイチリンソウは、盛りを過ぎ、フタリシズカは今が見ごろかも・・

◇イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科
イチリンソウは本州から九州の野山に生える代表的な「春植物」で、人里でも見られ、春に咲くかわいらしい白い花は多くの人に愛されています。木陰の草むらや林床に生え、地下には横走する根茎(地下茎)があり、先端に3枚の羽状複葉をつけて、次々と四方に株を広げていきます。
花弁はなく、白い花弁のように見えるものは萼片です。
イチリンソウ-1(20220411).jpg イチリンソウ-2(20220411).jpg イチリンソウ-3(20220411).jpg イチリンソウ-4(20220411).jpg イチリンソウ-5(20220411).jpg イチリンソウ-6(20220411).jpg イチリンソウ-7(20220411).jpg


実は、少し前になりますが、生態園を担当している職員さんに、今のおすすめの花は?とお聞きすると、「今なら、私はイチリンソウかな”!」と言っておられたので撮影でした。


◇フタリシズカ(二人静)センリョウ科
日本(北海道~九州)、中国に分布する毎年花を咲かせる多年草です。人里に近い山野の林下など薄明るい場所に自生します。
小さな白い花をつけます。花には花弁も萼もなく、3個の雄しべが丸く子房を抱いています。
名前は謡曲「二人静」に由来し、2本の花穂を静御前とその亡霊の舞う姿になぞらえたものと言われます。
フタリシズカ-1(20220418).jpg フタリシズカ-2(20220418).jpg フタリシズカ-3(20220418).jpg フタリシズカ-4(20220418).jpg フタリシズカ-5(20220418).jpg


★おまけのネタ
クスノキ(楠木)の葉の入れ替わり
クスノキの、葉の寿命はちょうど一年であり、春~初夏になると新旧の葉が一斉に入れ替わります。
今がその時期で、古い葉がものすごい勢いで落葉です。そして、新しい葉がでて、綺麗な新緑に(^_^)ニコニコ
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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19日(火) 先負 [旧暦三月十九日]

【乗馬許可記念日】
1871年(明治4年)のこの日、庶民が馬に乗ることが許された。
江戸時代は武士以外の者の乗馬は禁じられていた。

【地図の日・最初の一歩の日】
1800年(寛政12年)閏4月19日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発した。
豪商伊能家を継ぎ、50歳で隠居後、江戸に出て天文学、暦学、西洋数学などを学び、全国各地を測量し、『大日本沿海興地全図』を完成させた。
その精度は高く、世界に誇れる科学的地図である。
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