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ユキモチソウ、ミズバショウ [花(春)]

昨日(4/7)も、朝から一日中、青空が広がる本当に良いお天気で、昼の12時ごろ、帰りのバスの中から見た道路に設置された温度計は25℃の夏日を表示でした。暑く感じられるはずです。それと、走るバスには花吹雪も・・・この暖かさで桜の花も大量に散りはじめ、車が走るたびに路上で花びらが舞い上がります。もうすぐ、新緑の季節が・・・そんな気にさせてくれます。
さて、木陰で咲く花・ユキモチソウに戻します。
「ユキモチソウ (雪餅草)」サトイモ科は、その花の形だけでなく、変わった植物です。
ユキモチソウな、雌雄異株の多年草ですが、小苗のうちは雌雄どちらでもなく、少し育つと雄株に、充実した株になると雌株になりますが、雌株になっても弱った株は雄株に戻ると言われています。強く無ければ子孫を残せない、女性は強しというところかな!
ユキモチソウの花は、葉の間から肉穂花序を立て、紫褐色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)をつけます。
仏炎苞の外側には白い縦の筋が入り、内側は黄白色です。真ん中に白い棍棒のような形で先が丸くふくれた付属体があります。そのまんなかの白くふくれた部分が雪のように白く、お餅がふくらんだみたいなのでこの名になりました。確かに白い餅に見えますよね。
ユキモチソウ-1(20220406).jpg ユキモチソウ-2(20220406).jpg ユキモチソウ-3(20220406).jpg ユキモチソウ-4(20220406).jpg ユキモチソウ-5(20220406).jpg


環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されているそうです。


そうそう、木陰でこんな素敵な花も見かけました。
「ミズバショウ(水芭蕉)」サトイモ科
湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開きます。これが花に見えますが仏炎苞は葉の変形したものです。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)です。
ミズバショウ-1(20220407).jpg ミズバショウ-2(20220407).jpg ミズバショウ-3(20220407).jpg ミズバショウ-4(20220407).jpg ミズバショウ-5(20220407).jpg


仏炎苞つながりということで登場です(^_^)ニコニコ


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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8日(金) 仏滅 [旧暦三月八日]

【花まつり、仏生会、潅仏会】
仏教の開祖である釈迦の誕生日とされるこの日、各寺院では釈迦の立像に甘茶をそそぐ儀式を行なう。
この習慣は釈迦が誕生したとき、八大竜王が喜びのあまり甘露の雨を降らせたという逸話によるもの。

【折り紙供養の日】
折り紙作家、河合豊彰氏の提唱で4月8日(花まつり)と10月5日(達磨忌)に制定。

【参考書の日】
学習参考書協会が1984年(昭和59年)に制定。
全国的に入学式が多く、花まつりの日でもあるこの日に、学習参考書の大切さをPRするのが目的。
  
【タイヤの日】
社団法人日本自動車タイヤ協会が制定。
4月は春の交通安全運動が行われる月であり、数字の8がタイヤをイメージさせることから制定。

【忠犬ハチ公慰霊祭】
1935年(昭和10年)のこの日、JR渋谷駅前に銅像にもなっている忠犬ハチの最初の慰霊祭が行なわれた。
ハチの命日は1935年(昭和10年)3月8日。

【ヴィーナスの日】
1820年のこの日、ギリシャのミロス島で大理石のヴィーナス像が発掘されたことにちなんで。
紀元前100年頃の作とされている。現在はパリのルーブル美術館が所蔵。
両腕を失ったビーナス像は、首と両腕を失った「サモトラケのニケ像」と同様、体の一部を喪失することにより永遠の美を勝ち取っている。

【虚子忌】
1959年(昭和34年)のこの日、
俳句雑誌『ホトトギス』の発刊に携わった「俳句の神様」、高浜虚子が神奈川鎌倉で没した。享年85。
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