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百合の花も盛りを過ぎ、また季節が進みましたね [花(夏)]

昨日(7/25)も、朝からぐんぐんと気温が上がります。最高気温は一昨日よりも1℃ほど低いとの予報ですが、それでも猛暑日です。よくこれだけエネルギーがあるものです。そんなお天気ということで、昨日も家でのんびりの一日となりました。と言ってもやること、やらなければならないことは山のようにあるのですが・・・
そうそう、ゴーヤがやや小さ目でしたが2本の収穫でした。ゴーヤも例年、この京都の暑さは堪えるようで実の生り方がスピードダウンします。南方の植物のゴーヤも京都の暑さには夏バテするようです。
こんな季節になると、植物園の百合の花たちもそろそろ終わりかけます。ということで、百合の花の登場ということで

◇ウケユリ(請百合)
園芸種のカサブランカに似た白い大輪の花を咲かせる奄美諸島の名花。その美しさ故に盗掘の対象となり、鹿児島県レッドリスでは絶滅危惧I、絶滅寸前とされています。
特に請島に多いことからこの名前があります。低地や海岸沿いでは見られないので「幻のユリ」と呼ばれることもあるそうです。
ウケユリ-1(20210713).jpg ウケユリ-2(20210713).jpg


◇ウバユリ(姥百合)
日本、千島、サハリンなどに分布し、主に山地の林の下や藪など、薄明るい場所に自生します。ユリ科の植物で、ユリに似た花をつけますが、葉は大きく異なります。本来のユリとは属が異なります(本来のユリはリリウム属、ウバユリはカルディオクリナム属)。
漢字を当てると「姥百合」で、姥は老いた女性のことを指します。花が咲く頃に葉がない姿を、『歯(葉)がない=姥』という洒落で付けた名前だと言われています。
ウバユリ-1(20210722).jpg ウバユリ-2(20210722).jpg ウバユリ-3(20210722).jpg


◇オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)
オニユリの変種で、対馬のみに自生です。
葉の付け根にムカゴを作りますが、種子をつける物が大半であるユリの中にあって、これはオウゴンオニユリの大きな特徴の1つといえます。
オウゴンオニユリ-1(20210709).jpg オウゴンオニユリ-2(20210709).jpg オウゴンオニユリ-3(20210709).jpg


◇オニユリ(鬼百合)
日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われています。
花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じます。花弁は強く反り返ります。種子は作りませんが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作ります。
オニユリ-1(20210715).jpg オニユリ-2(20210715).jpg オニユリ-3(20210715).jpg オニユリ-4(20210715).jpg


◇ベニスジヤマユリ(紅筋山百合)
ベニスジヤマユリ(紅筋ヤマユリ)は、普通のヤマユリが変異したもので、普通のヤマユリの黄色いスジの部分が赤色になるものです。
ヤマユリ-1(20210713).jpg ヤマユリ-2(20210713).jpg ヤマユリ-3(20210713).jpg ヤマユリ-4(20210713).jpg




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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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26日(月) 仏滅 [旧暦六月十七日]

【ポツダム宣言記念日】
1945年(昭和20年)のこの日、アメリカ・イギリス・中国の3ヶ国の首脳の名のもとに、日本に無条件降伏を迫る「ポツダム宣言」が発表されたことに由来する。

【ユーレイの日】
1825年のこの日、江戸・中村座でお岩の亡霊の登場する鶴屋南北の傑作『東海道四谷怪談』が初演された。『仮名手本忠臣蔵』のストーリーに『四谷怪談』を挟み込み、「実」と「虚」、「光」と「影」とを対比させた2日間にわたる上演だった。
『四谷怪談』は『番町皿屋敷』『牡丹灯籠』と並ぶ日本三大怪談のひとつでもある。

【日光の日】
820年(弘仁11年)のこの日、弘法大師が日光山を命名したといわれている。
二荒(ふたら)を「にこう」と読みかえたのが始まりとか。
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