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橘(タチバナ) [植物]

昨日(12/25)の朝は冷えました。その後は青空が広がり、日差しがあったことからどんどんと気温が上がり、朝との気温差が12°以上です。これは、着るものに困る気温差ですよね。
そんな昨日は、今年最後が3つほど!
一つ目は、朝の府立大学内の仕事が昨日で本年最後で、大掃除でした。3時間でいいところを5時間も頑張りましたが、それでも終わらず時間切れということで引き上げました(チョッと心残り)。
二つ目は、いつも朝の仕事帰りに、植物園に寄り道をするのですが、それも朝の仕事が終わりますので、植物園も昨日が今年最後になりました。その植物園は今年たぶん250回(日)ぐらいは入園したことだと思います。1000円の年間パスで!
そして、三つ目は、歯医者さんです。型取りまでいくかと思っていたのですが、その手前で終わり、年明け7日の予約になりその日の型取りとなりました。治療が途中なのでその歯では噛まないでくださいと言われてしまいました。お正月チョッと辛いかもですね。

タイトルの「橘(タチバナ)」は、そんな今年、最後の植物園で見かけたタチバナの果実です。
タチバナは、わが国では数少ないミカン科の自生種となります。
果実はやや平たい球形の液果で、この時期にに黄色に熟します。
みかんみたいな実で、直径3cmほど。酸味が強く生食用には向かないため、マーマレードなどの加工品にされることが多いそうです。
5~6月に白色の5弁花をつけます。さすが、ミカン科ミカン属と思わせる花の形です。
別名はヤマトタチバナ、ニッポンタチバナとも言われます。
タチバナの名前の由来は、天皇の命によりこの木を持ち帰った田道間守(たぢまもり)にちなんだ名、とされています。
このタチバナは、京都御所の紫宸殿の正面の階段の右側(階段から見て)に橘の木がありますが、それと同じ種類となります(銘板にそんな記載がありました)。左側には桜があり左近桜、右近橘と相対して有名ですね。
ここに橘が植えられた理由は、平安京遷都以前からこの場所が橘姓の太夫宅で、橘の木が植えたあったためとされます。橘姓の太夫ではなく聖徳太子の側近で、秦河勝という渡来人の宅地であったとする説もあるようですが。いずれにしろ橘が非時香実(常に香りのある実)として、不老長寿のめでたい樹とされたために受け継がれ、現代の京都御所にも植えられているとのことです。

◇橘(タチバナ)ミカン科 ミカン属
タチバナ-1(20191225).jpg タチバナ-2(20191225).jpg タチバナ-3(20191225).jpg タチバナ-5(20191225).jpg


タチバナの花は「すーさんの【「撮植(さつしょく)日記」タチバナ(橘)】←ここで確認できます。


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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★「今日は何の日」★

26日(木) 赤口 [旧暦十二月一日・朔]

【プロ野球誕生の日】
1934年(昭和9年)のこの日、読売巨人軍の前身である、日本初の職業野球チーム「大日本東京野球倶楽部」が結成された。プロ第一号の選手は三原修氏。選手時代の背番号は21。彼のチームメイトには沢村栄治氏がいた。
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