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五穀の一つ「アワ(粟)」 [植物]

昨日(8/10)の朝方寝ているときに少し涼しさを感じました。こんな感覚は本当に久しぶりでした。起きる前に気がついた時にはタオルケットを体に巻いていました。
日中も暑いには暑いですが、暑さの中に何やら涼しい風も感じたりも、それに、セミの大きな鳴き声と共に虫たちの鳴き声も聞こえてきます。真夏の暑さの中に何やら、まだ遠くですが秋の気配を感じたりです。季節は確実に進んでますね。

さて、タイトルの話題に戻します。そう五穀の一つでもある「アワ(粟)」イネ科の登場です。
みなさん、アワを食べたことありますか、私は健康をうたうレストランで五穀米として食べたことはありますが・・・それだけです。多分、ほんの少しでしょうね。
 アワはアジア原産とされ、日本へは米よりもいち早く伝わり、縄文時代にはすでに栽培されていた最古の穀物。
アワは現在でこそ小鳥の餌(えさ)にされる程度で、私たちの食生活にはなじみが薄いですが、日本人は古くからアワを常食してきました。
昔は、稲作の普及が遅れた山村や離島はもちろん、農村においても、米だけを炊いたご飯は、正月や盆、祭りといったいわゆるハレの日を中心に食べられる程度で、普段には麦飯のほか、米にアワやヒエなどの雑穀や大根などを加えて炊いたものを食べていたようです。
わが家でも、私が小さな時代は麦飯(ばくめし)でした。焚くときにあまり麦とお米を混ぜずに炊いて、お父さんのお昼のお弁当用に白ご飯部分をとり、その後で混ぜてからみんなで食べていました。裕福では無かった証ですね。
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残念ながら決してアワは美味しくはなさそうですね。
そうそう、アワは、“猫じゃらし” の名で有名なエノコログサの交雑種が原種とのことです。
確かに穂は似ていますね。



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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
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11日(水)仏滅 [旧暦七月四日]

【ガンバレの日】
1936年(昭和11年)のこの日、第11回オリンピック・ベルリン大会、女子200メートル平泳ぎ決勝で前畑秀子が優勝。そのラジオ中継でNHKの河西三省アナウンサーが「前畑がんばれ」と連呼したことに由来。
彼はゴールするまでに「がんばれ」を38回連呼、ゴール後は「勝った」を19回連呼したそうである。
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