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シロバナクサナギオゴケ [花(春)]

昨日(5/16)は、日差しのほとんどない曇りの一日でした。気温も低めですね。
そんな昨日の植物園からの帰りの地下鉄の車内の出来事です。地下鉄に乗ると小学生の遠足帰りの子供たちかな(たぶん3年生ぐらい)、大勢乗車して、座席は子供たちで一杯でした。私が乗り込んでいくと、子供たち6人ほどが一生懸命に摘めて席を空けてくれます。でも、空いた席はチョッと小さい。そのまま空けておくのもせっかく空けてくれたのに申し訳ないと最大限に体を小さくして座らせてもらいました。もちろん、ありがとうのお礼と共に!子供たちから見れば、頭の白いお年寄りに見えますよね私は(現実も高齢者ですが)!
その話を帰って妻にすると、小学生が立って席を空ければいいと。それもそうかもねと!でも子供っちにはつり革には手が届かなかったかも・・・
さて、タイトルの「シロバナクサナギオゴケ(白花草薙尾苔)」キョウチクトウ科ですが、昨日に植物園で撮影したものの登場です。
シロバナクサナギオゴケは、山地の木陰などでみられる高さ30~100cmの多年草で、どうやら絶滅危惧Ⅱ類(VU)に登録されているようです。
茎は直立し、先はつる状にのび、卵状被針形の葉が茎の中ほどに数対つきます。
茎の上部の2~3対の葉は小型で苞状となり、その腋に総花柄のあるまばらに分枝した花序をつけます。
クサナギオゴケは、花が淡紫色で、その花の白いものです。白いと言っても真っ白ではなく淡黄色で、花の径は6~9mmと小さなものです。

クサナギオゴケという名前の由来を調べてみたら、愛知県瀬戸市で加藤秀次郎氏によって発見され、クサナギは熱田神宮の「草薙の剣」に絡んで命名で、オゴケは諸説あるがどれも説得力がなく意味は不明とか。
シロバナクサナギオコゲ-1(20220516).jpg シロバナクサナギオコゲ-2(20220516).jpg シロバナクサナギオコゲ-5(20220516).jpg シロバナクサナギオコゲ-6(20220516).jpg


花も可愛いですが、秋に実る果実は長さ4~5.5cmの披針形の袋果で、熟すと割れて、白く長い毛がある種子を出し変わった形をしています。昨年に何とか撮影に成功して「すーさんの「撮植(さつしょく)日記」に載せましたので、ご興味のある方は覗いてみてください。

シロバナクサナギオゴケ←白く長い毛がある種子はここで見られます。



★おまけのネタ
わが家の小さな小さな庭の植物シリーズ
わが家の山椒の実の大収穫祭でした。と言いましても今年も少ない成果でしたが、それでも、チリメンザンショを作りの2回分ほどでしたが
山椒の収穫-1(20220515).jpg 山椒の収穫-2(20220515).jpg 山椒の収穫-3(20220515).jpg 山椒の収穫-4(20220515).jpg


早速、自家製のチリメンザンショに変身でした(^_^)ニコニコ
山椒の収穫-5(20220515).jpg




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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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17日(火) 友引 [旧暦四月十七日]

【世界電気通信記念日】
国連の専門機構・国際電気通信連合(ITU)の前身、万国電信連合が発足した1865年5月17日にちなんだもので、ITUが1968年(昭和43年)より実施している。
ちなみに無線電信で遭難を伝えるモールス電信符号「SOS」は現在廃止され、1992年より衛星を使った新しい救難システム「GMDSS」に切り替えられている。

【日光東照宮・春季例大祭】
ユネスコより世界遺産に指定されている日光東照宮の春の祭礼。
17日には流鏑馬神事、18日には百物揃千人武者行列が催される。
※今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止。
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