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室町時代の幻の名花「センノウ」 [花(夏)]

昨日(7/23)の朝はびっくりするほど涼しく感じられました。昨日は、24節気のひとつ「大暑」でしたが・・・その後も気温は30℃超えでしたが、湿度が低めだったことから気温の割りにはさわやかに感じられました。しかし、体の方は何やら少し重たく感じられ、外出を取りやめ家でゆっくりでした。いつも、朝の仕事のある平日は午後に10~15分程度の昼寝をします。昨日は土曜であり朝の仕事も無かったのに珍しく昼寝をして、それも約1時間近く寝てしまいました。少し疲れが溜まってきていたのかも知れませんね。そんなことから体が要求したのかも知れません。
そんな今日は町内の公園の町内全戸を対象とした掃除が予定されています。ついつい頑張ってしまうのかな!

さてさて、以前にも登場した「センノウ(仙翁)」です。先日、専用コーナーが設置さてたことから改めて撮影でした。
センノウ(仙翁)ナデシコ科の花は茎の先端にまとまって咲き、花弁の先端は細かに切れ込んでいるのが特徴です。
原産地の中国ではタネでふえる野生系がありますが、日本で現在栽培されているのはタネができない3倍体であるため、さし木か株分けでふやすそうです。ここ植物園でも、さし木や株分けで増殖。保存してきたそうです。その一部を専用コーナーとして見せていただけたものと思います。
センノウは、室町時代に、京都の禅宗寺院を中心に栄えた文芸、五山文学のなかで、酷暑のなか太陽に向かって燃えるような緋色の花を咲かせる「仙翁花」。名の由来は当時嵯峨の山中にあったと伝えられる「仙翁寺」に由来します。
時がうつり、五山文学がすたれ、仙翁寺の所在も一切わからなくなり、この花は京都から姿を消し、それ以来、「幻の花」となったということです。
センノウ-1(20220720).jpg センノウ-3(20220720).jpg センノウ-4(20220720).jpg センノウ-7(20220720).jpg センノウ-8(20220720).jpg センノウ-9(20220720).jpg


すみません、画像の整理が間に合っていないことからセンノウの再登場でした(-_-メ)
昨日にゆっくりしたことから今朝は元気を取り戻しております。
公園の掃除は植栽の剪定をしようと思っていますが、少し控え気味にします。

そうか、今日は祇園祭・後祭(あとまつり)山鉾巡行ですね。
クワバラクワバラ・・・山鉾巡行の界隈には近づきません。この感染拡大では無謀に映ります。




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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

24日(日) 先勝 [旧暦六月二十六日]

【劇画の日】
長井勝一によって設立され、貸本漫画を出版していた青林堂が、1964年(昭和39年)に劇画雑誌『ガロ』を創刊したことに由来。
白土三平『カムイ伝』をはじめ、水木しげる『鬼太郎夜話』、つげ義春『ねじ式』など数々の話題作がこの雑誌から生まれている。
『ガロ』という誌名は、白土三平の忍法漫画『やませ』に登場する忍者「大摩のガロ」にちなんだとされる。

【地蔵盆】
お盆期間中の地蔵菩薩の縁日(毎月24日)に行われる地蔵菩薩の祭り。
子供の守り神として信仰されている地蔵菩薩ゆえ、地蔵盆は子供のための祭りとも言え、地域で子供に菓子が振る舞われたり、子供向けイベントが催されたりする。

【河童忌】
『羅生門』『河童』などで知られる芥川龍之介の命日。享年35。
致死量のヴェロナールとジアールを服用しての自殺であった。
『或旧友へ送る手記』の中に、「何か僕の将来に対する唯ぼんやりとした不安」をその動機として書き残していた。

【京都・祇園祭・後祭(あとまつり)山鉾巡行】
京都市東山区祇園町・八坂神社の祭礼である祇園祭(祇園御霊会)の中のハイライト。
山鉾の方向を90度曲げる「辻回し」が見もの。
祇園祭自体は7月1日に始まり、宵山、山鉾巡行、神興祭、花傘巡行、還幸祭などを経て、7月31日の疫神社夏越祭で終わる約1ヵ月間のお祭りである。
※今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、花傘巡行は中止。
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