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名前にロマンが? [花(春)]

昨日(3/22)は、朝から殆ど気温が上がらなかっのではないかと思わせる冷たい風が強く吹く一日でした。それに、京都市内も北の方面である植物園あたりは、強い風とともに時雨れます。これはたまりません。冷たいし、カメラは濡れるし、それに風が強めに吹くことから花の撮影に最悪な条件でした。
そこで、風の当たる枝や細い茎に咲く花は諦めて、地面近くに咲く花を撮影して、「そさくさと」と退散でした。
そんな状態で撮影したのが、森の中の地面近くに咲く花「ヒトリシズカ(一人静)」センリョウ科です。
ヒトリシズカは各地の森林の湿った場所に見られる多年草。
全体に水気が多い柔らかい植物で、数本から20本ほどの茎を伸ばして株立ちになり、茎の先端に4枚の葉をまとめてつけます。芽が伸び出すころ、長さ2~3cmの白いブラシのような形の花が、若葉に包まれて開花します。
 名前は、源義経が好んだ「静御前(しずかごぜん)」という女性が一人で舞っている姿に見立てたことからのようです。
何やら名前にロマンがありますね(^_^)ニコニコ
ヒトリシズカ-1(20210322).jpg ヒトリシズカ-2(20210322).jpg ヒトリシズカ-3(20210322).jpg ヒトリシズカ-4(20210322).jpg ヒトリシズカ-5(20210322).jpg ヒトリシズカ-6(20210322).jpg ヒトリシズカ-7(20210322).jpg ヒトリシズカ-8(20210322).jpg

ブラシの毛のように見えるものは、雄しべの葯隔という組織です。葯隔の根元近くに、黄色い葯が!
葯(やく)=雄しべの先端についている花粉の入っている部分。


今日は次女の大学院の卒業式です。
はじめから、式に参列するつもりはありませんでしたが、このコロナ禍で当然、父兄の参列は無し、そして学部ごとに分けて分散の式典のようです。


★おまけのネタ
にょっきりと伸び出し、とんがり帽子が可愛い!
ユキモチソウ (雪餅草)サトイモ科
まんなかの白くふくれた部分が雪のように白く、お餅がふくらんだみたいなのでこの名に。
確かに白い餅に見えます
ユキモチソウ-1(20210322).jpg ユキモチソウ-2(20210322).jpg


ユキモチソウ←ここでもう少し詳しく見られます。


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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23日(火) 赤口 [旧暦二月十一日]

【世界気象デー】
1950年(昭和25年)のこの日、世界気象機関条約が発効し、国連の専門機関、WMO(世界気象機関)が正式に発足したことを記念して、
1961年(昭和36年)に制定された。
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