SSブログ

果実がお歯黒の原料に! [花(春)]

昨日(3/6)の朝はこの時期としたら暖かなスタートだったかも知れませんが、その後は、気温があまり上がらず北風が冷たい一日となりました。それに、お天気が非常に不安定で、何か一日中、時雨ていいるという感じでした。雨量は大したことは無かったのですが!。
そんな昨日は、京都駅前に所用があり、午前の9時過ぎに電車に乗ったのですが、久しぶりの混雑した電車内でした。ま~こんな時間帯に乗ることが少ないのですが、それでも、緊急事態宣言が解除されてやはり人出が増えたように思えます。京都駅前も見る限り増えているように感じられました。やはり、自粛疲れが明らかなように見えました。

さてさて、タイトルの話題に戻します。「果実がお歯黒の原料に!」とは、ハチジョウキブシという植物の果実のことです。昔にはハチジョウキブシの実に含まれるタンニンを利用して、お歯黒を染める原料にしたそうです。そう、昔、既婚者が歯を黒く染めたあのお歯黒ですね。
「ハチジョウキブシ (八丈木五倍子)」キブシ科で、雌雄異株で3~4月になると前年に伸びた枝に小花の密集した花穂がぶら下がります。小花は直径7mmほどの鐘型で4枚の花弁を持ち、雄株に咲く雄花は淡い黄色で雄しべが目立ち、雌株に咲く雌花は黄緑色で、雄花よりも小さい。
撮影したこの株は雌株です。
秋になると、ぶどうのような黒い実がなりその実がお歯黒に利用されました。
キブシは漢字ですと「五倍子」と書きます。「五倍子(ごばいし)付子(ふし)」とはウルシ科のヌルデに出来る虫こぶのことでタンニンを多くふくみ染織や昔の「お歯黒」に使われていました。キブシの実がその代用として使われたことから「木ブシ」と名前がついたようです。
ハチジョウギフシ-1(20210303).jpg ハチジョウギフシ-2(20210303).jpg ハチジョウギフシ-3(20210303).jpg ハチジョウギフシ-4(20210303).jpg ハチジョウギフシ-5(20210303).jpg



お歯黒とは変な習慣ですね、今ではそう思います。
未婚者と既婚者を見分けるために使われた習慣かな?
振り袖もそんな習慣ですね。本来は若い女性が振り袖で歳がいくと留めそでを着たとのことですが、今は未婚者が振り袖で結婚すると留めそでということのようですね。
振り袖は、恋の駆け引きに使われたという話を聞いたことがあります。振り袖の袖を大きく振ることで恋の気持ちをアピールしたとのこと!(目立つように)。今でも、言葉で残ってますね、男女の恋で「振った」、「振られた」と言いますよね。この「振り振られ」は昔の、振り袖の袖を大きく振ることの名残とか。
こんな話はいい加減な情報なので信用しないでくださいね。
間違っていても何の責任もとりません。念のため!



ハチジョウキブシ←ここでもう少し詳しく確認できます!


**************************************************
すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
**********************************************


7日(日) 赤口 [旧暦一月二十四日]

【消防記念日】
1948年(昭和23年)のこの日、消防組織法が施行されたことに由来する。
この法律が施行されるまでは、消防は警察の所管となっていたがこの日から消防全体の所管は消防庁が開庁して行うようになった。

【東京消防庁開庁記念日】
1948年(昭和23年)の「消防組織法」施行によって自治体消防としての「東京消防本部」が誕生した。その後、5月1日に警察組織の警視庁にあわせて「東京消防庁」と改称された。

【警察制度改正記念日】
1948年(昭和23年)のこの日、戦後の新憲法にのっとり、警察制度が大きく改められた。国が統括してきた警察権を分散する形で、国家地方警察と自治体警察に分けられるなどした。その後1954年(昭和29年)に現行の警察法に改められている。

【未成年者喫煙禁止法制定の日】
1900年(明治33年)のこの日、未成年者喫煙禁止法が制定された。
nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感