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寒い日のプレゼント? [植物]

昨日(2/17)は、本当に、本当に寒い一日でしたね。まるで冷蔵庫の中のような一日でした。会う人との挨拶は「寒いですね」となります。北からの風が当たると、その風で肌が切れるのではないかと思えるほどの冷たさです。
手がしもやけだらけの私としたら本当に辛い冷たさです。
そんな冷蔵庫の中ような昨日も植物園に、朝の仕事の仲間には「この寒いのに今日も行くの?」あきれられましたが!。
そんな寒さをおして出かけたことへのプレゼントかも!
それが、寒い日にしか出会えない「シモバシラ(霜柱)」シソ科です。

シモバシラという名前は冬に霜柱ができることからきています。
冬でも枯れた茎は、根から吸い上げられた水をとおすため、凍結の膨張などにより導管が裂け、その部分からしみ出した水が凍り、氷柱が出来ます。植物はすごいですね。
シモバシラ-1(20220217).jpg シモバシラ-2(20220217).jpg シモバシラ-3(20220217).jpg シモバシラ-4(20220217).jpg シモバシラ-5(20220217).jpg シモバシラ-6(20220217).jpg シモバシラ-7(20220217).jpg


こんなシモバシラの氷柱は寒い日しか見られませんので、寒い日に出かけてきたものへのプレゼントですよね。
これは自然の芸術で、一期一会です。同じものに出会うことは決してありません。



こんな話も!
このんところ、植物園に行くたびに、来園者に花の咲いている場所などを聞かれます。
このところは、セツブンソウでした。そして昨日がシモバシラでした。聞きやすい顔をしているのかな?



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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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18日(金) 赤口 [旧暦一月十八日]

【エアメールの日】
1911年(明治44年)にインドのアラハバードで開かれていた博覧会会場から、8キロ離れたナイニジャンクション駅まで6000通の手紙が初めて飛行機によって運ばれたことによる。
ところで、『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリは郵便飛行機のパイロットであり、その体験は『夜間飛行』や『南方郵便機』などで描かれている。

【かの子忌】
「芸術はバクハツだ」で有名な画家・岡本太郎の母で、歌人・小説家である岡本かの子の命日。
代表作は『老妓抄』『河明り』『生々流転』。
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