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 [植物]

昨日(12/8)は、日の出前に出かける私にはまだ、傘を差しながらの出勤となりました。朝の9時頃には雨が上がり、曇り空になるとの予報でしたが、やはり午後まで時雨れが残っていましたね。植物園にいる時間帯も時々時雨れてきます。私は大きな傘を持っていることから傘を差したり、しぼめたりを繰り返しながらでした。朝から雨で入園者が少ないうえに、予想に反していつまでもお天気が回復しないことから、入園者も空を見上げながら門の外に出る姿もみかけました。
植物園も季節柄花が少なく実が実る時期ともなってますね。
そんな時期に見かけた実たちです。

◇タヌキマメ (狸豆)マメ科
花後に萼が生長して大きくなり、果実をすっぽりと包みます。萼には粗めの茶色い毛がふさふさに生えます。果実は長さ1.5cmほどの長だ円形で、熟すと表面は焦げ茶から黒っぽくなり、縦に裂けてタネをとばします。
漢字を当てると「狸豆」で、果実を包む萼がタヌキの体毛のようだから、花を正面から見るとタヌキの顔のように見えるから、など諸説あります。
 伝統的な民間療法では、利尿剤、強心剤、鎮痛剤として使用されることも!
タヌキマメ-1(20211206).jpg タヌキマメ-2(20211206).jpg タヌキマメ-3(20211206).jpg タヌキマメ-4(20211206).jpg


◇ソテツ(蘇鉄)ソテツ科
裸子植物ソテツ科の常緑低木で、ソテツ類の中で日本に自生がある唯一の種となります。
このソテツは植物園ではなく御香宮さんにあるものですが。
ソテツ-1(20211205).jpg ソテツ-2(20211205).jpg ソテツ-3(20211205).jpg


◇ヘーゼルナッツ・アメリカーナ カバノキ科
ヘーゼルナッツは、和名では「西洋ハシバミ(西洋榛)」と呼ばれ、果実は「ヘーゼルナッツ」として日本でもよく知られています。
ヘーゼルナッツは、カバノキ科ハシバミ属の落葉低木。
今年、初めて果実が実ったのを見つけて、見て今にドンドンと誰かに採られて・・・全滅かなと昨日眺めて見ると、手の届かな高いところに残っていました(^_^)ニコニコ
ヘーゼルナッツ-1(20211208).jpg ヘーゼルナッツ-2(20211208).jpg



この時期、じっくりと探してみると実が生った植物をたくさん見かけます。(^_^)ニコニコ



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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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9日(木) 仏滅 [旧暦十一月六日]

【障害者の日】
1975年(昭和50年)の12月9日、国連が「障害者の権利宣言」を採択して完全参加と平等をうたったことを記念して、1981年(昭和56年)の国際障害者年に設けられた日。

【漱石忌】
『我輩は猫である』『坊ちゃん』『草枕』などで知られる明治・大正期の作家、夏目漱石の命日。享年49。
本名は金之助で、筆名の漱石は頑固者という意味の故事「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」から来ている。

【鳴滝の大根焚】(~10日)
京都市右京区鳴滝に所在する真宗大谷派・了徳寺の行事。この地を立ち寄った親鸞に大根の炊いたのを差し出したことに由来するという。
この日、大根の炊き出しが行われる。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、 境内での振舞いはなく、持ち帰りのみとなる。
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