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プロペラを持つ植物 [植物]

昨日(11/11)の朝も冷え込みました。それに明らかに冬型の気候ですね。私が住む京都市も南では、青空も広がりましたが、朝の仕事で行く京都市内も北の方面の北大路あたりでは時雨れています。風も強めに吹き、冷たい、冷たい風が頬を刺すようです。と言いましても、まだまだ体が寒さになれていないことから余計に寒く、冷たく感じられるということですが!。
そんな、時雨れて風もある植物園では、風を利用して種を遠くまで飛ばし、子孫を残す仕掛けを持つ植物たちにこのとこを出会ています。それが、タイトルの「プロペラを持つ植物」です。
子孫を、広範囲に残す植物たちのその知恵は本当にすごいですね。花の萼(がく)が花が終わった後も残りたり、果実の先端が発達したりしてプロペラの役割をして、風を利用して種を遠くまで飛ばす。そんな知恵をどうやってこの植物たちは学び、身につけたのかな?

◇ツクバネ(衝羽根)ビャクダン科
実が落下するときは実についた4枚の苞がプロペラの様にくるくると回ります。
ツクバネ-1(20201101).jpg ツクバネ-2(20201101).jpg ツクバネ-3(20201101).jpg


◇ツクバネガキ(衝羽根柿)カキノキ科
このツクバネガキは、実の大きさに比べて羽が小さいので本当にどこまで飛ぶかは分かりませんが!
ツクバネガキ-1(20201111).jpg ツクバネガキ-2(20201111).jpg ツクバネガキ-3(20201111).jpg


◇ツクバネウツギ(衝羽根空木)スイカズラ科
ツクバネウツギ-4(20201110).jpg ツクバネウツギ-7(20201110).jpg ツクバネウツギ-11(20201111).jpg
果実は線形(棒状)で、先端に5片の萼が残る。
 写真のような状態を衝く羽根(ツクバネ)に見立てたもの ツクバネウツギ-12(20201111).jpg


すごいと思いませんか!

★おまけの一枚

昨日は、植物園でカワセミを見かけました。
大砲のような望遠レンズをつけたカメラマンの横で1枚だけコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)撮影して静かに下がりました。
カワセミ-1(20201111).jpg カワセミ-2(20201111).jpg
こんな大砲のような望遠レンズが並びます


カワセミ-3(20201111).jpg
その横で小さなカメラで撮影




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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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★「今日は何の日」★

12日(木) 大安 [旧暦九月二十七日]

【洋服記念日】
1872年(明治5年)のこの日「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」という太政官布告が発布され、和服礼装が廃止となった。このことを記念して、全日本洋服協同組合連合会が1972年(昭和47年)に制定した。

【皮膚の日】
1995年(平成7年)に日本臨床皮膚科医学会が制定。「11(いい)12(ひふ)」の語呂合わせによる。皮膚病の予防をよびかける行事などが催される。

【心平忌】
『こわれたオルガン』など、蛙を題材とした作品で知られる昭和初期の詩人、草野心平の命日。享年85。
蛙は彼の人生における理念の象徴で、「蛙の詩人」とも呼ばれている。
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