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これぞ、本当の「ふるさと納税」かな? [日記]

昨日(12/8)の朝も冷えました。放射冷却が大きく影響しているようです。昨日は日中も風が冷たく、気温よりも寒く感じられる一日となりました。
少し前に、初めて「ふるさと納税」というものの手続きをしてみました。そして、昨日に返礼品の、訳あり「干物おまかせ4Kg」が届きました。
私がしたのは、私の生まれ故郷の「ふるさと納税」です。それも古墳整備を限定した寄付でした。
実は、このブログでも何度も登場していますが、子供のころの悪ガキどもの遊び場であった神社がバイパス道路の建設のために移転させることになりました。
そう、高尾山古墳は、古墳と判明する前までは、後方部の高まりには高尾山穂見神社が、前方部には熊野神社が鎮座していました。そこが、私が子供のころの遊び場でした。
平成19年に試掘調査が実施され、周溝の形状や出土遺物から、古墳時代前期における前方後方墳である可能性が高まりました。
その後の本格調査で、高尾山古墳は東日本で最古級かつ初期古墳としては最大級の古墳であり、同時期の東日本の古墳で同規模のものは長野県松本市の弘法山古墳のみ。これまでの古墳時代研究は奈良県桜井市にある箸墓古墳の成立から古墳時代が始まるとされてきており、その年代は250年頃と言われています。
この高尾山古墳の存在は、畿内に統一的王権が成立する前に、東国でも独自に古墳時代へ移行しつつあったことを示すものとして重要な遺跡と言われています。

昔からこの地域では、この神社は古墳の上に建てられたもので掘り返したら古墳が出てくる。「罰が当たる」、バイパス道路工事を中止にと言っていたのに、企画をそのまま進めて、案の定、古墳が見つかり、それ以来、バイパス道路工事も中断したまで今に至っています。
 発掘調査をすると、こんなに重要な古墳に市もおどろき、その対応が決まらず、そのままで今に至っています。
そんな、古墳の整備のための寄付を「ふるさと納税」で募集をしていたことから応募してみたという次第です。
実は、この古墳は、私の故郷の家から30mぐらいしか離れていないというところにあります。本当にバカなことをしたものです。地元の意見を無視するからこんなことに!。神社(古墳)を迂回するルートでバイパス道路を建設すれば、もう遠の昔に道路は完成しているはずだと思います。
ルート計画した役人も市の担当者も、本当は潰してそのまま道路を造る予定が貴重な古墳と分かり、そんな大きな責任を取りたくないことから頓挫状態というところではないでしょうか。本当に責任者出てこいというところですよね。
干物-1(20201208).jpg 干物-2(20201208).jpg


今日は、昨日に届いたそんな「ふるさと納税」の返礼品だけの登場です。訳ありの干物だとのことですが、本当にたくさんバラバラと入っていました。
さすが、訳あり品で、大きさもバラバラでしたが、しばらくは楽しめそうです。(^_^)ニコニコ
ね!、本当の「ふるさと納税」だと思いませんか!。

ネタが少ないので、この話題一本でいきました。

もし、ご興味がありましたら「沼津市 高尾山古墳」で検索していただければヒットすると思います。
上空からの古墳の写真には、もしかしたらわが家が写っているのもあるかも・・・そんな近くです。

いつもと、異なる内容で失礼しました!。


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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★「今日は何の日」★

9日(水) 仏滅 [旧暦十月二十五日]

【障害者の日】
1975年(昭和50年)の12月9日、国連が「障害者の権利宣言」を採択して完全参加と平等をうたったことを記念して、1981年(昭和56年)の国際障害者年に設けられた日。

【漱石忌】
『我輩は猫である』『坊ちゃん』『草枕』などで知られる明治・大正期の作家、夏目漱石の命日。享年49。
本名は金之助で、筆名の漱石は頑固者という意味の故事「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」から来ている。

【鳴滝の大根焚】(~10日)
京都市右京区鳴滝に所在する真宗大谷派・了徳寺の行事。この地を立ち寄った親鸞に大根の炊いたのを差し出したことに由来するという。この日、大根の炊き出しが行われる。
※2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、境内での振舞いはなく、持ち帰りのみとなる。
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