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ついに合格点のキヌガサダケに・・・ [植物]

昨日(6/22)も、蒸し暑い一日となりました。午前中にザーッと雨が降り、これは植物園は無理かな?と思っていましたが、朝の仕事が終わる時間には、曇り空にまで回復でした。でも、雨のおかげで湿度が上がりとんでもない蒸し暑さです。午後には青空も見え出し気温が上がることから蒸し暑さがドンドンと上がります。
朝の仕事が終わり、曇り空だったことから植物園に! 雨の後で湿度が高いと期待できるのではないかと、自然と速足になります。どこに行くために速足になったかと言えば、このところ毎日、確認に通っている竹林です。そう、キノコの女王とも呼ばれる「キヌガサタケ(衣笠茸)」スッポンタケ科です。キノコ類は雨の後で湿度が高い時にニョキニョキと生えますよね。条件としたら最高ではないかと自然と速足になる私がおりました。
あります、あります・・・ニョキニョキとたくさん生えております。ただし、形の良いものは少ないです。
キヌガサタケは、カサの内側から伸びたレース状の白い部分は地面まで達しており、キヌガサタケが「キノコの女王」と呼ばれる所以にもなっています。
キヌガサタケの名前の由来は、一番の特長である、頂部から伸びるレース状の網。「キヌガサ」とは絹を張った柄の長い傘のことで、昔の貴人は外出の際に「絹傘」を後ろからさしかけていました。
その姿に似ていることから、「キヌガサタケ」という名前がついたとされています。
中国ではこのキヌガサタケは高級食材で、乾燥品は日本でも販売されています。
キヌガサダケ-1(20220622).jpg キヌガサダケ-2(20220622).jpg キヌガサダケ-3(20220622).jpg キヌガサダケ-4(20220622).jpg キヌガサダケ-5(20220622).jpg キヌガサダケ-6(20220622).jpg


このキヌガサタケは、多くのキノコと異なり、本種の胞子の分散は風によらず、昆虫や陸棲貝類などの小動物によるところが大きいとされ、胞子を含む粘液が放つ異臭は、それらの小動物を引き寄せるべく進化した結果であると考えられているそうです。どうりで、蟻やハエなどの虫たちがドンドンと寄ってくるわけです。

そんな成果の発表でした(^_^)ニコニコ


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

23日(木) 大安 [旧暦五月二十五日]

【オリンピックデー】
1894年(明治27年)のこの日、国際オリンピック委員会(IOC)がパリで創立したことを記念したもの。ちなみにそれに先立つ1892年(明治25年)に、近代オリンピックの祖、ピエール・ド・クーベルタン男爵がソルボンヌ講堂にてオリンピックの復興について講演をしている。

【沖縄慰霊の日】
1945年(昭和20年)のこの日、太平洋戦争の沖縄戦が終結されたとされることから。20万人におよぶ犠牲者の霊を慰め平和を祈念する日として、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で戦没者追悼式が行われる。

【独歩忌】
『武蔵野』『夫婦』で知られる明治時代の詩人で小説家の国木田独歩の命日。享年37。千葉・銚子生まれ。
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京男

おはようございます。
待っていて見つけたらうれしいでしょうね。
匂いのするのね。
by 京男 (2022-06-23 04:48) 

すー

★京男さん、こんにちは
チョッとテンションが上がりました。
匂い、気がつかなかったです。少し離れていたからかな?
蟻やハエなどはかなりたかっておりましたが・・・
by すー (2022-06-23 13:18) 

achami

わ〜なんだなんだ!!!
たくさん生えていたんですね!!
by achami (2022-06-23 22:24) 

すー

★ achamiさん、おはようございます
5,6本は生えておりましたが、形よく広がっていたのは少なかったです。でも、1本だけでも(^_^)ニコニコ
by すー (2022-06-24 04:07) 

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