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有史以前に中国から帰化した「ヤブカンゾウ」 [花(夏)]

昨日(8/11)は、空は安定した青空が広がりました。台風の影響もあるのか蒸し暑い空気がなだれ込んでいるようでとにかく暑い、汗が止まりません。そんな昨日も、山の日という祝日でしたが、朝の仕事はあり、大汗を流してきました。大学構内には、本当にいろいろな業者が作業をしておられました。大学は学生が休み、職員さんも盆休みということでいろいろなメンテナンス作業がされています。ま~私たちもその業者の一つですが、普段できない、教室、廊下や保健室などのワックスがけ。床に汗が落ちそうで、常にタオルで汗を拭きとりながらの作業でした。

さて、タイトルの話題に戻します。

「ヤブカンゾウ(藪萱草)」ユリ科は、有史以前に中国から帰化したと考えられているそうです。
花は八重咲きで、雄しべと雌しべが弁化して八重咲きで、完全に弁化していない雄しべもまじっているようで、花びらは、やや、くしゃくしゃっとした感じです。
ヤブカンゾウの花は切り取って花瓶に飾っておいても、翌日には萎んでしまうので、切り花には向きません。しかし、生薬として活用されているようです。生薬名は「萱草根(かんぞうこん)」と言うそうです。
紡錘状に連なった根は、生薬「萱草根(かんぞうこん)」で、漢方では利尿、涼血、消炎、止血薬として、膀胱炎や不眠症に用いられます。
開花直前の花蕾を乾燥したものが「金針菜(きんしんさい)」で、消炎、止血薬として血尿、痔などに用いられます。
別名で、「萱草(わすれぐさ)」とも
この花を着物のひもにつけておくと嫌なことを忘れさせてくれると万葉集に読まれたことに由来するようです。でも、このヤブカンゾウは一日花ですよね。そのあたりはどうなっているのかな?
ヤブカンゾウ-1(20230726).jpg ヤブカンゾウ-2(20230726).jpg ヤブカンゾウ-3(20230726).jpg ヤブカンゾウ-4(20230726).jpg ヤブカンゾウ-5(20230726).jpg ヤブカンゾウ-6(20230726).jpg


今日から16日(水)までが私の朝の仕事のお休みです。でも、個人事業主としてのネットでの情報収集の作業は毎日ありますが・・・


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
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【今日は何の日】

12日(土) 先勝 [旧暦六月二十六日]

【航空安全の日】
1985年(昭和60年)のこの日、羽田発大阪行きの日航機123便が群馬県御巣鷹山に墜落し、520人の犠牲者を出したことに由来する。

【日中平和友好条約調印の日】
1978年(昭和53年)のこの日、日本と中国の間で「平和友好条約」が調印され、10月23日に批准書が交され、日中の国交正常化が実現した。発効はこの年の12月23日。

【君が代記念日】
1893年(明治26年)のこの日、文部省が小学校の祝祭日の儀式用唱歌として公示。「君が代」は「古今集」の読み人知らずの和歌にイギリス軍楽隊長フェントンが曲を作り歌っていたが、メロディと歌詞が一致していないという理由で宮内庁雅楽課の林広守が現在の曲を製作した。
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