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射干玉(ぬばたま)と呼ばれる黒い種子 [植物]

昨日(9/27)は蒸し暑い朝を迎えました。その後も蒸し暑さが続き、何やら夏が頑張っていると感じさせてくれる一日となりました。
そんな昨日は、家族からWi-Fiがつながりづらいとのクレームが前々からあり、ネット、Wi-Fiの機器などの配置を変更工事を・・今までよりも家の真ん中近くに移動させたので電波は強くなったと思います。それに、何かの影響があるようで、Wi-Fiが切れるという症状もありましたので、電波を出すような機器から離すという目的もありました。さてさて、どの程度の改善がされるのか!。
 今日は、雨かな? 実はお天気がよけれな、のびのびになっている、お墓の掃除と義姉さんの家の庭の手入れに行く予定なんですが、何とか曇りという予報もあるのでいまのところは行く予定ですが、どうなるか?。

これからが本題かな、タイトルの「射干玉(ぬばたま)」とは、ヒオウギ(檜扇)の種子のことになります。
ヒオウギの花は8月ごろ咲き、花被片はオレンジ色で赤い斑点があり放射状に開いて咲きます。午前中に咲き夕方にはしぼむ一日花です。種子は4mm程度で黒く艶があります。その種子が「射干玉」です。
 ヒオウギには、美しい花が付きます。けれども、昔の日本人は、花より、種子に注目したようですね。種子は、真っ黒で、艶があります。その黒い種子は俗に射干玉(ぬばたま・ぬぼたま・むばたま)と呼ばれ、和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞(まくらことば)としても知られます。
何か優雅な感じがします。

その射干玉と呼ばれる黒い種子を撮影しましたのでその登場ということで・・・
ヒオウギ-18(20190926).jpg ヒオウギ-20(20190927).jpg ヒオウギ-21(20190927).jpg


万葉の時代の人々は、ヒオウギの種子を見て、暗闇や黒髪といったものを形容したわけですね。
こんな首が
【ぬばたまの 夜渡る月の さやけくは よく見てましを 君が姿を】
           ↑
(暗い夜に渡る月が明るく輝いていたら、 あの人の姿をよく見ることができたのに)

自らの感情や身近な現象を、近くの植物を用いて表現していた万葉の時代の方々。いま思うと羨ましく感じてしまいますよね。実に日本人の感性がいいですね。花ではなく種に注目というところも(^_^)ニコニコ
今の日本人こんな感性が残っているといいのですが・・・


ヒオウギ←の花などはここでご確認ください。


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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「今日は何の日」


28日(土) 先勝 [旧暦八月三十日]

【パソコン記念日】
1979年(昭和54年)のこの日、日本電気(NEC)が人気機種となるパーソナルコンピュータ「PC-8001」を発売した。価格は16万8000円。
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コメント 2

京男

おはようございます。
射干玉という漢字が面白いです。
昔の人の感性はすごいかも。
いまならタピオカ?となるのかな?
by 京男 (2019-09-28 04:44) 

すー

★京男さん、おはようございます
>昔の人の感性はすごいかも。
そう思います。今の日本人には無いかおもですね。
by すー (2019-09-28 07:50) 

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