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秋のお月見の頃に花が咲くといわれるイタドリの雌花 [花(夏)]

昨日(9/21)不安定なお天気の一日となりました。気温はそれほど高くは無かったのですが、湿度が高いことから蒸し蒸しでした。
植物園に行くと、大勢の園児たちがピアニカを持って入っていきます。何かあるのかとみてみると、昨日から全国交通安全週間だったのかな、パトカー、白バイに警察のマスコットの着ぐるみが並び、その前で退屈な大人たちのあいさつに続いて、園児たちの交通安全宣言の後にピアニカの演奏がありました。大勢の人が待っていましたが、どう見ても園児たちのお母さんたちですね。テレビのニュースなどでも取り上げてもらえるのかな。
そんなイベントを横目で見ながら生態園コーナーに。そこで、やっと「イタドリ(虎杖、痛取、疼取)」タデ科の雌花に遭遇でした。数年前に見かけたときにはすでに、種で3つの稜がある長いハート形のそう果でした。花を見たいと思っていて昨日に無事に見ることができました。
イタドリは、大きくなる多年生草本で、高さ2mになります。茎は太く、中空で竹のように節があって最小限の資源で大きな強度を持つ茎を作り出しています。
秋のお月見の頃に花が咲き、雌雄異株で初秋から枝には白い小花を穂状にたくさんつけます。
雄花は漏斗形で先が5つに裂け、花粉が見え、雌花は先が5つに裂け、中に3本の花柱(雌しべ)が見えます。
昨日に見かけたのは雌花ですね。
イタドリはすごいですね。若い茎、若い葉は山菜と食べることができ、根茎は生薬で虎杖根(こじょうこん)と言われ、利尿、通経剤として用いられそうです。
和名の由来は、疼(いた)みを取り去る効果があるので「疼取」と名づけられたとされるそうです。
イタドリ-11(20230921).jpg イタドリ-13(20230921).jpg イタドリ-15(20230921).jpg イタドリ-19(20230921).jpg


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
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【今日は何の日】

22日(金) 先負 [旧暦八月八日]

【日本救世軍創立記念日】
1895年(明治28年)のこの日、イギリスから来日した救世軍士官らによって東京・神田で宣戦式が行われ、救世軍日本支部が発足。救世軍はプロテスタントの一派で1865年にイギリスの牧師ブースによって創設された。
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