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今年も花を見逃がしましたが [植物]

昨日(11/3)は、「文化の日」ということで祝日でしたが、私は朝の仕事があり平日バージョンでした。そんな昨日も植物園にお邪魔でした。行ってびっくり、昨日は祝日で、入園無料開放で園内ではイベントが行われていていろいろな屋台なども出てにぎわっていました。いや、にぎわっていたというよりも多くの人でした。そんなことでさすがに、大砲のような望遠レンズを持った人は殆ど見られずでした。この騒ぎでは野鳥を狙っている人には迷惑だったでしょうね。花や野草狙いの私も何やらガヤガヤで落ち着かず、早々に退散でした。
そんな昨日に見かけた植物がタイトルの「今年も花を見逃がしましたが」となります。
それが、「イタドリ(虎杖、痛取)」タデ科です。
一昨年に気がついた時には、花がすでに終わっていて、昨年も見逃し、今年はと思っていましたが(チョッと忘れていたということもありますが)、この緊急事態宣言中で植物園が花の時期に休園。たぶんその間に花が咲き終わったのかな? もしかしたら、緊急事態宣言が解除されて、植物園が再開されてすぐに気がつけば花に巡り会えたかも知れませんが! 残念!
それが、花の後のイタドリのそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)です。
イタドリは、雌雄異株で初秋から枝には白い小花を穂状にたくさんつけます。雌花の後には、3つの稜がある長いハート形のそう果ができます。
種子には翼があり、風に助けられ、分布を広げる風散布種子となります。新規の場所に定着するには風で種子を散布し、いったん定着すると太い地下茎で群落を広げ、春に竹のように一気に生長します。
和名の由来は、疼(いた)みを取り去る効果があるので「疼取」と名づけられたとされます。
根茎は生薬で虎杖根(こじょうこん)と言われ、利尿、通経剤として用いられます。
イタドリ-1(20211103).jpg イタドリ-2(20211103).jpg イタドリ-3(20211103).jpg イタドリ-4(20211103).jpg イタドリ-5(20211103).jpg イタドリ-6(20211103).jpg イタドリ-7(20211103).jpg


これは、来年も頑張って花を見に来なさいということですね。そんなそれぞれの状態を見逃した植物たちが山のようにありますが。


★おまけのネタ
昨日もご紹介した、挿し木して育てている酔芙蓉に紅白の花が・・・
今年は蕾がこの2つでした。来年はもっと咲いてくれるかな(^_^)ニコニコ
スイフヨウ-11(20211103).jpg スイフヨウ-12(20211103).jpg





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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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4日(木) 友引 [旧暦九月三十日]

【ユネスコ憲章記念日】
1946年(昭和21年)のこの日、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が発足したことを記念して設けられた日。日本がユネスコに加盟したのは1951年(昭和26年)7月2日。
ちなみに、これを記念して埼玉県所沢市には世界各国の家屋を摸したユネスコ村が建設されたが、1990年(平成2年)のこの日に閉村となった。
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