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和棕櫚(ワシュロ) [花(春)]

昨日(5/2)は、本当に暑い日になりました。もしかしたらこちら京都でも30.1°超えの真夏日でした。体感的には30°を大きく超えたように感じられましたが、まだ体が暑さに慣れていないので!。
昨日も特にすることが無く、巣ごもりが基本の一日となりました。そんな中でも、少しだけある目的があり散歩に出かけたのですが、その途中の土手でしゃがみ込んでタンポポの撮影をしていると通りかかったご夫婦が「チョッと先で大きな蛇を見かけたので注意して」と注意をしていただきました。私は蛇が苦手なの当然にビビりました。撮影を切り上げてその場から引き返してしまいました。それは、この暖かさでは蛇も出てきますよね。
引き返しましたが、目的は果たさなければなりません。何せその目的のために、一眼レフ、望遠レンズそれに三脚と重たい荷物持って出かけてきましたので!。そんなことで少し遠回りで目的の場所にでした。
その目的とは、このところ、棕櫚(シュロ)の花が咲き出しそうなのを見かけ、時々いつ咲き出すかと気にしていたものです。大分咲き出しただろうと撮影機材を抱えて暑い中を出かけてきたという次第でした。
棕櫚(シュロ)は、正確には「和棕櫚(ワシュロ)」となります。それに今回撮影した花は「雄花」になります。

◇和棕櫚(ワシュロ)ヤシ科
シュロはヤシ科の樹木で、日本、中国南部に分布します。日本では主に九州南部を原産としますが、野生化したものを関東地方あたりまで見かけることができます。
 和棕櫚(ワジュロ)の名は、中国原産のトウジュロ(唐棕櫚)と区別するために「和」が付き、「シュロ(棕櫚)」は漢名を日本語読みしたものとのことです。
シュロは、枝はなく、幹がまっすぐに伸びて、その頂点に円形で扇状に深く裂けた葉を四方に伸ばします。幹は繊維状の毛で覆われています(これをシュロ皮と呼びます)。雄と雌の株があり雌株は5~6月頃にクリーム色をした粒状の花を咲かせて、その後に実を付けます。実は直径1cmくらいで秋に黒青色に熟します。
雌雄異株で、どちらも同じ姿をしており、違いは雄花にはおしべが5~6本、雌花にはめしべが1本のようです。とのことなのでたぶん撮影したのは雄株だと思われます。

シュロ皮を煮沸し、亜硫酸ガスで燻蒸した後、天日で干したものは「晒葉」と呼ばれ、繊維をとるのに用いられます。シュロ皮の繊維は、腐りにくく伸縮性に富むため、縄や敷物、タワシ、ホウキなどの加工品とされます。昔は良く見かけましたが、最近は少なくなりましたが。
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GW後半も大人しくしている予定です。

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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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★「今日は何の日」★

3日(日・祝) 友引 [旧暦四月十一日]

【憲法記念日】
1947年(昭和22年)のこの日、日本国憲法が施行されたことによる。日本国憲法は「主権在民」「戦争放棄」「基本的人権の尊重」を三つの柱にしたもの。天皇を象徴とするこの憲法はポツダム宣言に基づいた連合国の占領下の国会において定められたため、連合国から押し付けられた憲法として、改憲を望む声もある。しかし、平和憲法と高く評価する人も多く、この日は、改憲派、護憲派のそれぞれが集会などを開き、自分達の主張をアピールする。

【世界報道自由の日】
国連総会が1993年(平成5年)12月20日、5月3日を「世界報道自由デー」と宣言。自由で、多元主義的で、独立した報道が民主社会にとって不可欠であることを、1991年(平成3年)の「世界における報道の自由促進」に関する決議によって認識したユネスコ総会に由来するものである。

【ゴミの日】
「5(ご)3(み)」の語呂合わせ。
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