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やっと出会えました! [植物]

昨日(11/16)も安定したお天気の一日となりました。風も弱く日差しが降り注ぐことから暖かさも感じられました。でも、家の中に入ると寒く感じられます。かなり湿度が低いという証ですね。

さて、「やっと出会えました!」とは、シロバナクサナギオゴケ(白花草薙尾苔)キョウチクトウ科の種子のことです。実は、果実を見つけて約1ヶ月、植物園に行ったときは毎日のようにこの前を通るようにして、果実が熟すと割れて、白く長い毛がある種子が顔を出すのを待ってました。それを見たくて毎日のように確認して約1ヶ月。やっと運よく出会えたという次第です。この遭遇も一期一会ですよね。このシロバナクサナギオゴケの花は毎年見かけるのですが、中々、果実が実ることは少ないようです。ですから、この機会を逃すと次はいつになるか分かりませんので、幸運でした。果実はたった一つでした。

シロバナクサナギオゴケはクサナギオゴケ(淡紫色)の花の白いものです。白いと言っても真っ白ではなく淡黄色で、花の径は6~9mm。果実は長さ4~5.5cmの披針形の袋果。
シロバナクサナギオゴケ-1(20211115).jpg シロバナクサナギオゴケ-2(20211115).jpg シロバナクサナギオゴケ-3(20211115).jpg シロバナクサナギオゴケ-4(20211115).jpg シロバナクサナギオゴケ-5(20211115).jpg シロバナクサナギオゴケ-6(20211115).jpg シロバナクサナギオゴケ-7(20211115).jpg シロバナクサナギオゴケ-8(20211115).jpg


この白く長い毛で風を受けて遠くまで運ばれて、芽吹くのでしょうね。そうして、生育範囲を広く、生き残る確率を上げているのですね。
植物の知恵は本当にすごいですね。

シロバナクサナギオゴケ←花はここで確認できます。



★おまけのネタ
今日は、京都にある慧日山(えにちさん)東福寺を開いた聖一国師(しょういつこくし)の命日。
宋での留学から帰国した際に、製麺や、静岡に茶を伝えたことのこと。
ということで、茶の実の登場ということで
茶の実-1(20211106).jpg 茶の実-2(20211106).jpg

茶の葉を収穫する為に育てられている茶の木では、花を咲かせることもましてや果実を生らすことも少ないので見る機会はそんなに多くないかも。



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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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17日(水) 仏滅 [旧暦十月十三日]

【将棋の日】
江戸時代の8代将軍吉宗の頃、年に1度、旧暦11月17日に「御城将棋の日」として御城将棋が開催されていたことに
ちなんで、1975年に日本将棋連盟により制定された。

【東福寺開山忌】
京都にある慧日山(えにちさん)東福寺を開いた聖一国師(しょういつこくし)の命日。
宋での留学から帰国した際に、製麺や、静岡に茶を伝えたことでも知られる。
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京男

おはようございます。
そうなんですか。
やっと出会えたのですね。
出会えてよかった。
by 京男 (2021-11-17 05:21) 

すー

★京男さん、こんにちは
>出会えてよかった。
そう思います。次はいつになるか分かりませんので・・・
by すー (2021-11-17 13:23) 

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